文化庁メディア芸術祭
文化庁メディア芸術祭 受賞作品展
第13回文化庁メディア芸術祭が、いよいよ開催。 最先端の「メディア芸術」が集うフェスティバルの、 見どころを一挙にご紹介します!
世界中から、最先端のメディア芸術作品が集まる一大フェスティバル「文化庁メディア芸術祭」が、今年も開催されます。今年はじつに世界55ヶ国・地域から、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で過去最多となる2,592もの作品が集まりました。今回、厳選された優秀作品約180点が、国立新美術館にて一挙に展示されます。時代とともに変わり続けるメディア芸術の「今」に触れる祭典を、このページで先取りして楽しんでみてください。
文化庁メディア芸術祭とは?/メディア芸術の創造とその発展を図ることを目的に、平成9年度(1997年)より毎年開催されている展覧会。アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において、創造性あふれる作品を選出し、広く紹介しています。ここまで多様なジャンルが集まる展覧会は世界的にも稀で、年々注目度が高まっています。また視覚や聴覚だけでなく、身体性を感じさせるインタラクティブ作品を実際に体験できることも大きな特徴です。/第13回 文化庁メディア芸術祭 開催概要/2010年2月3日(水)〜2月14日(日)10:00 〜18:00  金曜は20:00(入館は閉館の30分前、2月9日休館)   国立新美術館(東京・六本木)   無料
CG-ARTS 協会「文化庁メディア芸術祭事務局」
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今年の見どころはココ!
受賞作品展  ーここでしか見られない「ライヴ感」 /今年のキーワードは、ズバリ「ライヴ感」。自宅のパソコンでなんでも消費できてしまう現代だからこそ、会場でしか真価を味わい得ないインタラクティブな作品の展示に、とても力が入れられています。
Nemo Observatorium/ Lawrence MALSTAF (C) Lawrence MALSTAF/展示会場に入ると、会場中央に見えるのが、 この大きな作品です。   白い微粒子が、巨大透明シリンダーの中を舞う、というもの。 鑑賞者は、渦の真ん中の肘掛け椅子に座るか、 外から眺めて楽しみます。   中に入ってみるもよし、外から中を眺めるもよし。 嵐の目の中は、意外に静かなんだそうです。   あなたの目には、どんな風景が見えるのでしょうか。
Braun Tube Jazz Band/和田 永 (C) 2009 和田永. All rights reserved. テレビに手をかざすと、世にもおかしな音が出る。   単純なことなのですが、 すごく心がわくわくしてきます。   男の子が手に入れた、最高の遊び道具。 そう名付けてみましょうか。   インタラクティブなアートの面白さが、 存分に詰まった作品です。
他にも「ライブな」面白さの作品がいっぱい!
growth modeling device  David BOWEN (C) David Bowen/Mr.Lee Experiment Mr. Lee Experiment 制作チーム代表 Junghwan SUNG  (C) Junghwan Sung
BOX 2.0 Nika OBLAK / Primoz NOVAK @ Nika OBLAK & Primoz NOVAK
TEXOMOCA 関根 雅人 / 黒田 杏子 (C)関根 雅人 /黒田 杏子 /ベアリング・グロッケンII 川瀬 浩介 (C)川瀬 浩介
上映  ー多彩な作品が集う映像フェスティバル /劇場公開アニメーションに、短編アニメーション、アート映像、ミュージックビデオ、VFX、CMなど多彩なジャンルの映像作品が上映される予定です。アヌシー国際アニメーション映画祭やSIGGRAPHなど、海外フェスティバルのプログラムが充実しているのも見逃せません!
CINRA.NETにて、 細田守監督のインタビューを 近日掲載予定!/サマーウォーズ 細田守 (C) 2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS
上映スケジュール細田守 インタビューページへ
電気グルーヴ/Fake It! 田中 秀幸 (C) 2008 Ki/oon Records Inc./屋根の上のポムネンカ イジィ バルタ (C) BIO ILLUSION s.r.o.
シンポジウム・プレゼンテーション ー作家・評論家との交流の場 受賞者が制作秘話を明かしたり、審査委員が今年度のメディア芸術祭を総括するシンポジウムも、多数開催します。 また、今回の展覧会から、受賞者や海外のフェスティバルディレクターたちによる、プレゼンテーションを行うコーナーも設置予定です。 これまで以上に、主催側とお客さんの「ふれあい」の機会が増える展覧会になりそうですね。
CINRA.NETにて、 浜松展シンポジウムの レポートを掲載中!!
シンポジウムレポートページへ
毎年恒例になっている方も、今年がはじめてだという方も。 日本最大のメディアアートの祭典に足を運んでみよう!